インターネットは生活になくてはならないもの。インターネット回線を選ぶときに、高速で安定したものを選ぶことは重要です。
そこで注目されているのが、「NURO光」という光回線サービスです。
この記事では、NURO光の特徴とメリットを徹底解説します!なぜ多くの人々がNURO光を選ぶのか、NURO光を検討する際のポイントはなにかをご紹介します。ぜひインターネット回線を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

NURO光とは
NURO光は、SONYグループ企業のソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供する光回線サービスです。日本人になじみのある、SONYが提供している点でまず安心感が増しますよね。
光回線といえば、NTT東日本、NTT西日本の提供するフレッツ光が思い浮かびますが、NURO光は独自の光回線を使用していることが特徴です。
光回線業者は数多く存在しますが、その多くはフレッツ光回線をNTT東日本、NTT西日本から借り受けているため「最大通信速度は1Gbps」という業者がほとんどです。それに対して、NURO光の通常プランの最大通信速度は2倍である、2Gbpです!そのため、今までフレッツ光を利用しており速度に満足ができなかった人、もしくは、とにかく速度にこだわりたいという人に特に選ばれています。
NURO光の特徴とメリット
次はNURO光が、他の光回線と比べてどんな特徴があるのかを詳しく見ていきましょう。
通信速度
NURO光の1番の特徴といえば、独自の回線を使用した高速通信です。
先ほども述べた通り、一般的にフレッツ光回線の最大通信速度は1Gbpsです。NURO光は一般的なプランでも最大通信速度が2Gbpと高速で、そのうえ10Gbps、20Gbpsまで用意されているのです。そのため、一般的なインターネット利用はもちろん、オンラインゲームなどで高速通信を求めている方にもおすすめの光回線といえます。

では、なぜNURO光は、他の光回線と違い高速通信を提供できるのでしょうか?それは他の多くの光回線とは異なる通信規格を採用しているからです。
少し技術的な話になりますが、NURO光が採用している通信規格は「G-PON(ジー・ポン)」、一般的な光回線は「GE-PON(ジーイー・ポン)」という通信規格を採用しています。この「G-PON」の特徴は高速通信が可能なことで、下り最大2Gbpsの速度が出せるのです。
では、なぜ一般的な光回線が「GE-PON」という遅い通信規格を採用しているかというと、それはコストの問題が挙げられます。光回線を昔から提供しているNTT東日本、NTT西日本やKDDIは、すでに「GE-PON」でシステムを構築しており、今から「G-PON」に変更するには、膨大なコストが発生してしまいます。1度「GE-PON」でサービスを提供し始めた企業は、そうかんたんには「G-PON」に切り替えることはできないのです。
NURO光は光回線としては後発で提供を開始したサービスのため、速度に対するユーザの需要などをじっくり検討し「G-PON」でのサービス提供に踏み切れたのかもしれませんね。
安定性
光回線を選ぶときに大切なポイントは、速さと安定性です。速い回線を選んでも、通信がとぎれとぎれでは困りますよね。では、NURO光の安定性はどうなのかも、詳しく見てみましょう。
光回線には大きく、フレッツ光を使用している事業者と、それ以外の独自回線を使用した事業者に分かれており、NURO光はこのうち独自回線を使用した事業者に該当します。独自回線のメリットは、回線が混雑していないことです。フレッツ光と比べて、まだまだ利用者が少ないため回線の混雑を避けられるため、スムーズなインターネットを実現できるのです。

初期費用と月額料金
光回線を契約するとかかってくるのが、初期費用と月額料金です。初期費用は契約事務手数料や、工事費などが該当します。
どちらも安い方がいいけれど、通信速度が速い回線を使うと、料金は高くなりそうなイメージがありますよね。NURO光はどのくらい費用がかかるのでしょうか。
結論から言うと、速いわりに意外と安い!というのがNURO光の料金です。
戸建て/マンションミニ | NURO光 for マンション | |
事務手数料 |
3,300円 | 3,300円 |
工事費 |
44,000円 | 44,000円 |
月額料金 |
5,200円/月 |
2,090~2,750円/月 |
* 最大通信速度2Gbpsで3年契約のプランです。
* 料金はすべて税込みです。
まず月額料金に関しては、最大通信速度2Gbpsで3年契約の戸建てプランは月額料金は5,200円(税込)です。この金額にはプロバイダ料金も含まれていますので、別途プロバイダ料金がかかることはありません。
では、この5,200円はお値打ちか?というと、最大通信速度が1Gbpsの光回線でも同じような価格で提供しているプランは多く存在するので、2Gbpsでこの価格は納得感があるなという感想をもちます。
初期費用については工事費44,000円(税込)が、フレッツ光の標準工事費15,000~18,000円(税別)よりもだいぶ高いのですが、こちらは特典を利用すると実質無料になります。ただし、開通月より36カ月以内に解約した場合には、工事費の残債を支払う必要がありますので、注意してください。

Softbankユーザーにお得な「セット割」も!
NURO光には「おうち割 光セット」という割り引きサービスがあり、Softbankユーザのスマホの利用料金がお得になるんです。
このサービスを利用するには、別途「NURO 光 でんわ」に申し込む必要がありますが、スマホ1台につき、550円(税込)~1,100円(税込)の割り引きを毎月受けることができます。
携帯電話の契約プラン | 毎月の割り引き額 |
1GB~3GBのプラン | 1台あたり、1,100円 |
5GB以上のプラン | 1台あたり、550円 |
* 料金はすべて税込みです。


NURO光、契約の際に注意する点はなにか?契約前に確認しよう。
良いところがたくさんあって、お値打ちのNURO光ですが、デメリットや注意点はないのでしょうか?ここまでで、NURO光をよいと思っている方は、後悔がないようにこちらも契約前に確認しましょう。
エリアが都市部に限定されていて契約できない場合がある
NURO 光は、全国どこでも契約できるわけではありません。NURO光を利用できる最新対応エリアは北海道・東北・関東・東海・関西・中国・九州ですが、この中でも地区町村によってエリア対象外の場合があります。
お住まいの地域がNURO光の対象エリアかどうかは、以下のWebサイトから郵便番号を入力することでかんたんに検索することができます。
NURO光の提供エリアは、随時拡大中なので、過去にエリア対象外だった方もぜひ最新の提供エリアを確認してみてください。
契約できるプロバイダが限定される
NURO 光を利用する場合、プロバイダはSo-netを契約することになります。そのため、今まで契約していたプロバイダがSo-net以外の場合にはプロバイダを変更する必要が出てきます。プロバイダで発行したメールアドレスを使用している場合には、そのまま使用するためにメールサービスのみ契約を残すのか、メールサービスも解約してメアド変更手続きをするのかも決める必要があります。
メアドの変更は少し面倒ですが、今後のことも踏まえるとこの機会に、Gメールなどフリーメールに変更してしまうのも良いかもしれません。
ただ、このデメリット、よく違のわからないプロバイダサービスを選ばずにすむという点では、メリットとしてとらえることもできますね。
回線工事までに時間がかかる、2回工事が必要になる
光回線を利用する際は、引き込み工事を行う必要があります。NURO光の場合、その工事は宅内工事と、屋外工事の2回に分けて行われます。それぞれ別日程で工事が行われるため、開通まで時間がかかる点がデメリットと言えます。
さらに、工事業者が込み合っていたりするので、NURO光の開通までは時間がかかるものと覚悟が必要です。
すぐにインターネット回線を利用したい方の場合は、ポケットWi-Fiを特別料金で貸し出ししているので、高速通信を心待ちにしつつ開通まではポケットWi-Fiでしのぐということもできます。
NURO光、どのプランを契約すればいいのかチェック!
速さ、安定性、料金と3拍子揃ったNURO光ですが、どのプランを契約すればいいのでしょうか?
まずは一般的なインターネットを楽しみたい場合には2Gbpsのプランを契約しましょう。10Gpbs、20Gpbsのプランでは、ルータも最大通信速度に対応した高額なものを準備する必要がありますし、利用するパソコンなどのスペックにも依存するため、2Gbpsのプランを契約すれば充分と言えます。
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まとめ
通信速度にこだわるなら、NURO光はおすすめの光回線といえます。ただし利用できるエリアが限られているので、全員が利用することはできませんが、逆を言えば提供エリア内なのであればNURO 光を契約の候補に挙げることをおすすめします!
満足のいくインターネット回線を手に入れて、快適なネットライフを手に入れてください。