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実はカンタン!格安SIMへ乗り換えよう。必要なものや手順を詳しく説明します。

  • 2023年4月8日
  • 2023年4月15日
  • 格安SIM
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スマホの利用で大手キャリアで契約している方は、格安SIMに乗り換えると月々の利用料金が、今より安くなるかもしれません。

気になってはいるけれど、めんどくさそうで重い腰が上がらない。そんな方もいるのではないでしょうか。でも、実は格安SIMへの乗り換えはそんなに難しいものではないのです。

この記事では、格安SIMへの乗り換えの際に必要なものや、乗り換え手順を詳しく解説します。注意点も説明するので、乗り換え時の参考にしてください。

はてなぼうや
格安SIMで料金がお得になるのは気になるけど、乗り換えってなんだか大変そうだよね。
それが、格安SIMへの乗り換えって意外と簡単にできるんだよ。ハードルは高くないってわかるように、詳しく解説するね。

格安SIMへの乗り換える方法は2つ

まず、格安SIMへの乗り換えには、以下の2つ方法があります。

  • 今使用しているスマホはそのまま、格安SIMだけ新たに契約する
  • 新しいスマホと格安SIMの両方を契約する

それぞれ、どういうことか詳しく見ていきましょう。

今使用しているスマホはそのまま、格安SIMだけ新たに契約する

大手キャリアから格安SIMに乗り換える際に、今使っているスマホはどうなるのかは気になるところです。実は、今使っているスマホはそのまま、SIMカードだけを格安SIMに乗り換えることができるのです。

この場合は、大手キャリアとの契約を解約して、新たに契約した格安SIMのSIMカードをスマホに差すことで乗り換えることができます。

MNPという乗り換え方法を使えば、今まで使用していた電話番号をそのまま引き継ぐこともできますし、スマホの端末代金もかからずに乗り換えられるので、メリットがたくさんある乗り換え方法といえます。

はてなぼうや
今使っているスマホをそのまま使えるのは使い慣れているし、端末代金もかからなくてうれしいよね。

新しいスマホと格安SIMの両方を契約する

格安SIMに乗り換えるタイミングで、スマホ自体も新しい機種に乗り換える方法です。

この場合も、MNPという乗り換え方法を使えば、今まで使用していた電話番号をそのまま引き継ぐこともできます。

スマホ自体を新たに購入するので、スマホの端末代金が必要です。今までスマホに不具合がある場合や、最新機種などを欲しい場合はこちらの乗り換え方法がおすすめです。

格安SIMの乗り換えるために必要なもの

乗り換えの大まかな種類がわかったところで、次は格安SIMに乗り換える際に必要なものをご説明します。必要なものを把握しておくことで、スムーズに乗り換えることができます。

  • 格安SIMで使用するスマホ
  • MNP予約番号(今までの電話番号を引き続き使用したい場合のみ)
  • 本人確認書類(運転免許証などの身分証明書)
  • クレジットカードもしくは、引き落とし口座番号

それぞれ順番に解説していきます。

格安SIMで使用するスマホ

格安SIMで利用するスマホを用意しましょう。乗り換え前に使用していたスマホでも、新たに購入したスマホでも、どちらでも大丈夫です。
用意したスマホに、SIMロックがかかっていないかを念のため確認しましょう。

SIMロックとは?

SIMロックとは、携帯電話端末にかけられた利用制限のことです。 大手キャリアからスマホを購入し回線の契約を結ぶと、そのスマホは契約を結んだ大手キャリア以外の回線では利用できないように設定されます。

例えば、ドコモのSIM ロックがかかっている場合は、ドコモ回線を使用したSIMカードでのみ通信が可能です。そのほかのauやソフトバンク回線を使用したSIMカードを差しても電波をキャッチできず、通信を利用できません。

そのSIMロックは、法改正で2021年10月1日以降に 新たに発売される携帯電話については、原則禁止になりました。

SIMロックがかかっていないかを確認する方法は、以下です。もしSIMロックがかかっていた場合には、契約している携帯電話会社に依頼して解除することができます。Webや店舗で手続きができるので、公式サイトを確認してみてくださいね。

iPhoneの場合の場合

  1. 「設定」>「一般」>「情報」の順にタップする。
  2. 表示内容の中ほどに「SIMロック」という項目があるので、「SIMロックなし」と表示されていれば解除されています。

androidの場合
androidの場合には、お手持ちの機種によって確認方法が異なりますので、一例としてご覧ください。

  1. 「設定」>「デバイス情報」>「SIMカードステータス」をタップする。
  2. ステータスに「許可されています」と表示されていればSIMロックは解除されています。
はてなぼうや
僕の使ってるスマホ、しばらく前に買ったものだから、SIMロックがかかっていないか確認してみるよ!

MNP予約番号(今までの電話番号を引き続き使用したい場合のみ)

今利用している電話番号をそのまま、乗り換え先でも使用したい場合には、MNP予約番号を取得する必要があります。

この番号は、現在契約している携帯会社に連絡して取得することができます。MNP予約番号は、発行日を含めて15日間の有効期限があります。乗り換え先の格安SIMによって、この有効期限が〇日以上残っていることなど、条件があります。有効期限切れにならないように、乗り換えの直前にMNP予約番号は取得するようにしましょう。こうすることで、有効期限切れで手続きできないといった手戻りを防ぐことができます。

もし、取得したものの乗り換えて手続きができず、有効期限が切れてしまった場合でも、もともと使用していたスマホの契約が終了してしまうということはありませんので安心してください。

うっかり手続きできなくて有効期限が切れても、元のスマホの契約が切れるわけではないから安心してね。MNP予約番号は再取得すれば大丈夫だよ。

本人確認書類(運転免許証などの身分証明書)

運転免許証やパスポートなど、申し込む人の氏名・住所・生年月日などの記載がある身分証明書を用意しましょう。

乗り換え先の格安SIMをWebで申し込む場合は、身分証明書を撮影したり、スキャナで取り込んだ画像としてアップロードします。

  • 運転免許証
  • 健康保険証+補助書類
  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 特別永住者証明書
  • 外国人登録証明書
  • 在留カード

クレジットカードもしくは、引き落とし口座番号

利用料金を毎月支払うために、支払情報を登録する必要があります。

多くの格安SIMで、クレジットカード払いや口座振替に対応しています。ご自身の希望する支払方法に応じて、クレジットカードや口座番号を用意しましょう。

格安SIMに乗り換える手順と注意するポイントを詳しく解説

では、格安SIMへの乗り換える際には、具体的にどうしたら良いのでしょうか?手続きの流れを見ていきましょう。

1. スマホの契約更新月を確認する

まず一番最初に確認しておきたいのが、今契約しているスマホの契約更新月です。

契約している会社や、プランによっては契約期間に縛りがある場合があります。その場合には契約更新月と呼ばれる月以外に、解約手続きを行うと違約金が発生します。
どうしても乗り換えを急いでいる場合でなければ、この契約更新月に合わせて乗り換え手続きを進めるとよいでしょう。

はてなぼうや
なるべくお得に使いたいから、違約金がかからないタイミングで乗り換えたいね。

2. SIMロックを解除&MNP予約番号の取得

次にSIMロックの解除が必要な場合はSIMロックの解除を、乗り換え後も同じ電話番号を引き続き使用したい場合は、MNP予約番号の取得を行います。

Webで手続きすれば、24時間受付可能なので、好きなタイミングで手続きができますよ。Webで行うのが難しい場合は、店舗に足を運びましょう。

3. 格安SIMの申し込み

いよいよ、格安SIMの申し込みを行います。格安SIMは店舗が少ないので、公式サイトにアクセスし、申し込みを行うことがおすすめです。
申し込み前にいくつかチェックした方がよいことがあるので、そちらも含めて手順にまとめます。

  1. 動作確認済み端末かチェック格安SIMの申し込みを行う前に、使用するスマホが動作確認済み端末かを事前にチェックしましょう。どの端末が正常に動作するかを記載した「動作確認済み端末一覧」といったものが、各社公式サイトで公開されています。申し込みを行ってSIMカードを差してみたものの、動作保証がされておらず、うまく動かなかったなんてことのないように事前にしっかりとチェックしておきましょう。
  2. SIMカードのタイプ・サイズをチェックSIMカードには、eSIM(イーシム)と、物理型のSIMカードの2つのタイプがあります。eSIMはスマホ自体にSIMカードが組み込まれており、物理的にSIMカードの差し替えを行う必要がありません。SIMカードの到着を待つ必要がなく、申し込み後最短1時間で利用を開始できます。物理的SIMカードには、標準SIM、micro SIM、nano SIMの3つのサイズがあります。標準SIMは25mm×15mm、micro SIMは15mm×12mm、nano SIMは12.3㎜×8.8mmです。お手持ちのスマホがどのサイズのSIMカードを準備すればよいのか、端末の公式サイトや、乗り換え前に使っていたSIMカードのサイズなどから確認しましょう。
  3. 格安SIMの申し込みを行ういよいよ、格安SIMを申し込みます。Web申し込みの場合は、申し込み画面の内容に従って入力してください。ここで、準備しておいたMNP予約番号、クレジットカード番号や口座番号の入力、本人確認書類のアップロードを行います。申し込むSIMカードのタイプやサイズも入力して、申し込みを完了させてください。
    はてなぼうや
    事前準備をしっかりしておけば、申し込みはサクサク進むね!
    意外と簡単に終わったでしょ?次はいよいよ回線の切り替えを行って格安SIMを使えるようにするよ。

4. モバイル回線の切り替え。SIMカードの差し込み&APN設定

物理型のSIMカードを申し込んだ場合、申し込みから数日が経過するとSIMカードが郵送で届きます。

届いたらMNPの転入手続きと、SIMカードを差し込み、初期設定であるAPN設定を行いましょう。電話が使えない時間が発生するので、通話の予定のないタイミングや、時間的にゆとりのあるタイミングで行うことがおすすめです。

詳しいやり方はSIMカードと一緒に冊子が同封されているので、そちらに従って作業してください。ここでは大まかな流れをご説明します。

  1. MNPの転入手続き今まで使っていたスマホでMNPの転入手続きを行います。SIMカードに同封されている番号に電話をかければ終了です。
    この時、乗り換え前の大手キャリアに連絡をして解約手続きを行う必要はありません。
  2. SIMカードをスマホに差す新しく届いたSIMカードをスマホに差します。
  3. APN設定を行うモバイル回線が使えるように、初期設定を行います。同封されている冊子に従い、設定画面からAPNの情報を入力してください。
  4. 動作確認を行う設定が完了したら電話はできるか、モバイル通信はできるか、アプリは起動できるかなど、動作確認を行ってください。
    問題なく作動すれば、格安SIMへの乗り換えは完了です!

7. 古いSIMカードの廃棄

乗り換えが無事に終わりましたが、古いSIMカードはどうしたらいいのでしょうか。こちらは乗り換え前のキャリアがどこかによって対応が異なります。
NTTドコモ、ソフトバンクの場合は、SIMカードの返却が必要です。店舗に持ち込むなど返却をしましょう。ただし、返却しなかったからといって、ペナルティがあるというわけでもないようです。詳細は各社公式サイトや店舗などに問い合わせてみてください。auの場合は、返却の必要はありません。自身で破棄しましょう。

まとめ

ここまで、格安SIMの乗り換え方法を解説しました。事前準備をしておけば、乗り換え自体はカンタンです。
月々の携帯料金が高いとお悩みの方は、乗り換えのハードルは高くないので、格安SIMに乗り換えてみてはいかがでしょうか。ちょっとの手間でたくさんの金銭的なリターンが得られると思います。

はてなぼうや
携帯料金は毎月毎月かかるものだから、格安SIMに乗り換えれば年間でぐっと節約ができるよね。
乗り換えは意外と簡単だし、得られるメリットも大きいから、格安SIMに乗り換えてみるといいですよ!
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